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2024年度 副理事長 方針

副理事長 方針

公益社団法人 比企青年会議所
副理事長   関口 喜希

〜ルーツを知り成長し続ける団体であれ〜

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 比企地域は、埼玉県の中央に位置し豊かな自然や交通インフラなど利便性にも、恵まれた環境にあります。1市7町1村からなるこの広域エリアには、約22 万人が住み暮らしています。比企の地域性とは、9市町村からなるエリアだからこそ育まれる多種多様な価値観だと考えます。私たちはこの地域性を受け継ぎ人、地域、組織との連携を重視し、協働すると共に自らが主体者としての自覚を持ち運動を展開することで、比企を磨き輝かせる責務があると考えます。
 比企青年会議所は、28 年前東松山青年会議所から名称を変更しました。私たちの運動の歴史とは青少年事業と言っても過言ではないでしょう。比企のこども達と共に四季に合わせた、宿泊事業や地域性に触れ合う体験事業を行ってきました。これは1市7 町1村のこども達が地域の枠を越えてひとつになることで、比企をひとつにという想いから先人たちが運動を展開してきたからです。青年会議所は、三信条、宣言、綱領を指針とし運動を展開していますが、比企青年会議所の運動指針は「比企まちづくり宣言」にあると考えます。現在運動を行う私たちは、4 3 年間という長き歴史の中先人たちがつないできた歴史と想いのバトンを受け継ぎオンリーワンの比企の創造を目指し一丸となり邁進していきます。


【未来を想いつながる運動】
 現在では多くの人が、SNS でのつながりを持ち、教育、育児にも取り入れられるインターネットですが、こども達は今まで以上にうまく付き合って行かなければならないと考えます。その中で、比企地域を担うこども達のリーダーシップや協調性などの感性は、人と人の触れあいの中でこそ大きく成長できる力であると考えます。この比企地域は豊かな自然に囲まれ多彩な価値観が生み出される環境にあります。比企青年会所は今までの実践を通して多くのこども達に機会を提供し普段とは異なる実体験を通して、比企を愛し仲間とのつながりを大切にする心を育むことが大切だと考えます。
【つながり続ける想い】
 比企青年会議所の目指すべき組織像とは何でしょうか?比企青年会議所は2025 年に45周年の節目を迎えます。35 周年の際に打ち出した5 カ年計画の検証を行うとともに、43年という長きにわたる歴史と伝統を学び新たな文化・伝統の創造の為にしっかりとした準備が必要となります。1981 年なぜ東松山青年会議所が発足したのか、なぜ4 3 年間も運動がつながってきているのか、何を想い、なんのために比企に青年会議所が必要なのか、そのルーツを知る必要があると考えます。私たちは、運動という言葉を使います。活動ではなくなぜ運動なのかルーツを知り学ぶことで、今だからこそ生み出される新たな文化、伝統を創造できる確信しています。
【おわりに】
43年という長き歴史の中で、比企青年会議所は多くの試練や困難という壁に当たってきたことでしょう。それでも先人たちは仲間と共に壁を乗り越え明るい豊かな社会を目指し運動を続けてきました。青年会議所がある時代から青年会議所もある時代に変わった、現在もなぜ運動をつなげてきているのでしょうか。青年会議所の存在価値、先人たちの想いを20242024年度はその真の価値、想いを知りこの長きにわたり受け継がれた団体が成長することで地域課題の解決、発展につながる団体となることでオンリーワンの比企を創造できると確信し運動に邁進していきます。

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