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2025年度 専務理事 方針

専務理事 方針

公益社団法人 比企青年会議所
専務理事   宮下 引仏密

~過去から今、未来へと繋がれていく組織運営を~

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【歴史と伝統の受継ぎ】

 私たち比企青年会議所の前身である東松山青年会議所は川越青年会議所をスポンサー LOMとし、1981年に設立されました。44年の時を経て、今年度節目である45周 年を迎えます。比企青年会議所がここまで継続されてきたのは、先輩方が一つ一つの事業 へ真剣に取り組み、地域の各諸団体と連携し、まちづくり・人づくりをしてきたからで す。 現在、全国の青年会議所は、入会歴が浅いメンバーが増加しています。この状況は比企 青年会議所にも当てはまり、在籍年数が3年未満というメンバーが増え、周年経験者が減 少傾向にあります。

 しかし、これはチャンスにもなり得ます。確かに在籍メンバーには周年経験者が少ない ものの、私たちには44年間の歴史を積重ねてきて下さった、信頼できる先輩が多くいま す。青年会議所運動を展開させている全国に、仲間がいます。OB会や周年を経験した歴 代の先輩方、他LOMと連携をとり、比企青年会議所の歴史と伝統の受継ぎをしっかりと行 っていきます。

【未来へつなぐ拡大】

 私たち青年会議所が運動を展開していくには、多くの同じ方向を目指すメンバーが必要 です。数は力とは言いますが、青年会議所の運動はまさにそれを体現しているのではない でしょうか。メンバーが増えれば、出来ることの選択肢が増えます。しかし、青年会議所 が40歳卒業という区切りがあるため、メンバーは増えない限り減っていきます。この現 実を、メンバーがどれだけ自分事として問題意識を持てるかが重要となります。未来の比 企地域を創る仲間を探すため、メンバー一丸となり働きかけていきます。

 

【未来を想う組織運営】

 青年会議所の運動は、正会員の総意で決定されます。なぜ正会員の総意が必要なのでし ょうか。それはよりよい運動を展開するために、向かうべき方向性をメンバー全員が共有 する必要があるからです。JC運動が指し示すのは「地域や人の意識や行動を変革するこ と」です。その目指すべきところとして、理事長所信があります。今年度のテーマであ る、「物語り ~みんなが主人公になれるまち~」では、個性を尊重し、一人ひとりが主 人公になり、活躍できる組織運営を行っていく必要があります。メンバーのバックグラウ ンドは様々であり、考え方や価値観も一人ひとりが違います。みんなが主人公となれるよ うに、自分の考えを持ち、総会へ臨むことが出来る環境づくりができるよう、動いていき ます。

【最後に】

 比企地域の未来を照らし、明るい豊かな比企地域をつくる、その想いを受継ぎ45年目 を迎えられること、心から感謝いたします。専務理事として、誰もが主人公になり、比企 青年会議所の運動展開の物語りを紡いでいけるよう、支えてまいります。

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